「けものフレンズ2炎上事件」 改変が行われる前のニコニコ大百科記事
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この記事を見るにあたって 当記事は、TVアニメ版けものフレンズ2における炎上事件にかかわるアニメ上の表現・作外の出来事をまとめた記事です。くれぐれも、SNS上での突撃行為やけものフレンズ2を楽しんでいる方への非難、他記事で当炎上について言及するなどの行為は絶対にしないでください。 |
けものフレンズ2炎上事件とは、その優しい世界観と完成度の高いストーリーで一躍時のアニメとなった『けものフレンズ』の続編である『けものフレンズ2』の本編及びその制作陣が大バッシングを受けるほどになってしまった一連の事件のこととされる。
目次
1.概要
▲目次へ2017年1月から放送されたアニメ「けものフレンズ」は、その世界観と高品質なストーリーで一世を風靡し、社会現象と評されるほどの大ブームを巻き起こした。同年7月には第2シーズンの制作が決定し、大いに期待を集めていた。
しかし2017年9月25日にアニメの監督およびシリーズ構成・脚本を務めていたたつき氏がけものフレンズから放逐された事を公表すると、一転してアニメの今後に悲観的な声が多く起こった(9.25けもフレ事件)。それ以後、2期放送に至るまで関連コンテンツでのトラブル・騒動が多数発覚するようになり、プロジェクトや関連企業への批判が相次いだ。
2018年には逆にたつき監督や1期の制作会社、果ては一般の個人までもを執拗に攻撃する一派も跋扈し、けものフレンズを取り巻くコミュニティが混乱に包まれる中、新たなスタッフを迎えた2期「けものフレンズ2」が2019年1月7日より放送される。事前の様々な問題を経ても、当初こそ好意的に見る目は多かったが、放送が進むにつれ作品への批判的な意見が多くなり、9話放映後は本格的に炎上。
万人の予想した最低をも下回る内容と評される12話の内容もあり、放送終了後の視聴者達は阿鼻叫喚する様相を見せていた。
また、放送終了後には鎮火するはずのアニメ作品の炎上において、今日に至るまで継続しているこの騒動の要因としては、けものフレンズ2のプロジェクトに携わった関係各社および関係者達の連日にわたる法的・倫理的な問題発言、問題行動が指摘され、プロジェクト参加企業およびその社員に対し、企業の社会的責任を問う事態にまで発展している点が挙げられる。
これが為に2期の放送終了後も炎上は沈静化せず、そればかりかアニメ業界の闇やマスコミ業界の自浄能力の欠如を垣間見せる事態にまで発展することとなった。
『けものフレンズ2』とは、メディアミックスプロジェクト「けものフレンズプロジェクト」の作品群のひとつである。ここでは特に断りがなければアニメ版けものフレンズ2のことを指している漫画版『けものフレンズ2』が存在している。こちらはアニメ版で課題となっていた部分がうまくリファインされており、アニメ版と比べ評価が高い。。
「けものフレンズプロジェクト」はアニメ『けものフレンズ』『けものフレンズ2』に加えて、ゲーム、漫画、舞台、物販、コラボと数多くのメディアで展開されており、略して「KFP」と表記されることが多い。
アニメ『けものフレンズ2』ストーリー
この世界のどこかにつくられた超巨大総合動物園「ジャパリパーク」。
そこでは動物たちがヒトの姿に変化する不思議な現象が……。
いつしか”フレンズ”と呼ばれるようになったけものたちは、パークで平和に暮らしていました。ある日、フレンズのサーバルとカラカルは、森の中でヒトの子供と出会います。
お腹を空かしたヒトの子供は何やら困っているようで、サーバルたちは一緒に旅をすることになりました。旅の途中で出会う個性あふれるフレンズたちに、パークの秘密や美味しいもの!
そして、大地を揺るがすような大ピンチ!?新たなるジャパリパークの物語が、今はじまる!!
引用:テレビ東京けものフレンズ2 公式サイト
参考:「けものフレンズ2」「けものフレンズプロジェクト」
動物ファースト
元来、けものフレンズは〝動物ファースト〟を標榜するアニメだった。
この言葉が意味するところはすなわち動物を尊重し、活かし、愛するということであるはず。
にもかかわらず、『けものフレンズ2』ではその尊敬の意思が微塵も感じられない作りとなっていた。
その具体例は後述する『キャラの扱いの酷さ』や『動物の情報に関する間違い』の項で説明する。
このような公式発表と実際の作品との言行不一致が、今作には数多く見られる。
1期の何が好評だったのか
一般的には、
- 「優しい」世界観
- かばんちゃんの成長をきれいに描ききった王道の成長ストーリー
の2点が評価されている。
優しい世界観というのはただ単に、感謝をする、見返りを求めない、誰かを見下したりバカにしたりしないというだけではなく、走ることも泳ぐことも跳ぶことも苦手だったかばんちゃんに対してサーバルが「フレンズによって得意なことは違うから!」「かばんちゃんは頑張りやさんだからすぐに得意なことが見つかるよ」と励ましたように、「掛け値無しに存在を肯定してくれる温かさ」「誰もが支えあって生きていることへの感謝の心」を意味していたのだろう。
格差社会、煽り合い、人間関係など何かと優劣や悩み、疲れを抱えがちな「ヒト」にとって、そういったしがらみとは無縁の世界に癒される視聴者は多かった。
そして1つのアニメ作品としても、始めは失敗ばかりで落ち込みがちだったかばんちゃんがサーバルの明るい励ましや持ち前のアイデアとチャレンジ精神で困難を乗り越えながら自信をつけてゆき、やがて命がけでパークを守る決意をするという成長物語が丁寧な伏線を使って描かれており、ストーリー面での評価も高かった。
その他にも、元になった動物の特徴を的確に捉えた描写を自然な形で盛り込んだり、アルパカ・スリを訛りキャラにするなど思い切ったアレンジも強烈な個性として印象に残り評価されている。
他にも、
- フレンズ同士の和気藹々とした空気感
- 考察に耐えうる細やかな伏線と布石の丁寧な回収
- フレンズたちに込められた動物へのリスペクト
など、多くの視聴者の心を魅了した要素があった。
けものフレンズ2の問題点は大きく次の二つに分けられる。
この節にはアニメ「けものフレンズ」および「けものフレンズ2」についてのネタバレが含まれています。注意してお読みください。 |
Ⅰ.アニメ作品としての完成度の低さ
▲目次へ第一に、けものフレンズ2はアニメ単体としてみたときのクオリティの低さが問題点として挙げられる。
タイトルの通りこの作品はアニメ「2」作目であり、たつきが監督を勤めた「1期」と比べてどうだ、という問題も少なからず孕んでおりそこに意見の対立があるケースもある(いわゆる「たつきのファンだから2期を酷評している」という意見)。しかし、1期と切り離してけものフレンズ2単体で見ても低評価とする意見が多い。
キャラの扱いの悪さ
特に不評だった点は、G・ロードランナー(けものフレンズ)、イエイヌ(けものフレンズ)、そしてアムールトラ(けものフレンズ)らキャラクターの扱いの悪さである。「けものはいてものけものはいない」を期待していた1期ファンからは、フレンズたちのあまりに不遇な扱いに、嘆く声・救済を望む声が相次いだ。
詳しくは「けもフレ2被害者の会」を参照。
G・ロードランナーの扱い
7話はチーターとプロングホーンのかけっこ勝負の話であり、G・ロードランナーはプロングホーンの腰巾着キャラとして登場した。メインこそチーターとプロングホーンのレースであったものの、プロングホーンを称えるサブキャラクターとして少なからぬ存在感のあるキャラクターだった。
かけっこ勝負が終わりチーターとプロングホーンの和解が描かれたのち、キュルルがイラストをプレゼントする場面がある。しかし、そのイラストにはチーターとプロングホーンだけが描かれており、G・ロードランナーは背景にすら描かれていなかったのであった。しかもキュルルはそのイラストをよりによってロードランナーに手渡している。自分だけが描かれていないイラストを渡されたG・ロードランナーの姿は、口をへの字にして呆然とイラストを二度見するこの場面以外にロードランナーが口をへの字にしている場面はないため、意図的な描写であると言える。という、過剰に不憫な目に遭っているようにも見える描写だったため、これを陰湿ないじめと見る視聴者が多かった一方でけものフレンズ2プランニングマネージャーのAGN岩田俊彦はTwitterにて「キュルルは『(アクシデントにより中断になった)レースの続きを描いてみた』と言っている」と反論しており、ただ単純にレースの続きを書いた絵というだけで他意はないという意見もある。ただしその場合でも、「レースを応援するG・ロードランナーを背景に描く」といったフォローは可能であるし、キュルルは「自分だけがいない絵を手渡されてどう思うか、そこまで考えが及ばなかった」ということになり、いずれにせよキュルルへの印象の良くない描写となってしまう。。
参考:「G・ロードランナー(けものフレンズ)」「ゴマすりクソバード」
イエイヌの扱い
物語の初期から「ヒトを探すことをダブルスフィアに依頼した謎のキャラクター」の正体だったイエイヌは9話で登場。その理由は元々ヒトに可愛がられていたので新しいご主人となるヒトを探していたためだった。念願かなってキュルルというヒトキュルルがヒトだと判明する明確な描写は作中に無いが、ヒトでないことを匂わせる描写も無かった。はじめから謎として用意されていなかったのではないだろうか。に出会えたことで非常に感激していた。早速イエイヌはキュルルと交流を深めようとするが、イエイヌが出したお茶をキュルルは一口も口にしようとしなかった(キュルルとしてはダブルスフィアに無理やり拉致された形であることに留意する必要はあるが、一方でイエイヌとフリスビーで遊んだりしているため行動に一貫性がない)。
9話が中盤に差し迫るとビーストの咆哮が聞こえ、サーバルとカラカルが心配になったキュルルはイエイヌの「無茶だ、危険です!」という制止も聞かずに無策で飛び出していく。イエイヌの危惧した通りビーストに襲われてしまったキュルルを、イエイヌは全身傷だらけ泥まみれになりながら牙を剥いて命がけで守ろうとする。そこに間一髪現れたカラカルは傷だらけのイエイヌに感謝も謝罪もなく「あなたには任せられない」と戦力外通告をし、サーバルは戦いすらせず一睨みでビーストを撤退させる。キュルルはというと、命がけで自分を守ってくれたイエイヌには目もくれずサーバルの活躍を大絶賛。「自分ではキュルルのパートナーになれない」と感じたイエイヌは「最後に、おうちに帰るように命令して下さい」とキュルルにお願いをするが、あろうことかキュルルは本当にそのまま「おうちにおかえり」と命令する。イエイヌは瞳に涙を浮かべて、冷めたお茶だけが残る孤独な家へと帰っていくのだった。
また、付け加えると最終話に向けてフレンズたちがキュルルのいるホテルに勢揃いする展開があるが、イエイヌだけは「おうち」に取り残された。
参考:「イエイヌ(けものフレンズ)」「イエイヌちゃんを救い隊」
アムールトラの扱い
物語序盤ではシルエットのみの謎の存在として登場。フレンズとしての理性を保てず野性のままに暴れまわる「ビースト」として登場したサンドスターが作用した際にフレンズにならず極稀にビーストになってしまう個体がいるようだが、その理由は明かされていない。。その凶暴性には見境がなく、セルリアンもフレンズも関係なく襲いかかる敵対的な存在として描かれている。
1話の登場から12話に至るまで解決を引っ張っており、最終話で良くてビースト誕生の謎・フレンズ化の方法の解明、少なくとも何らかのご都合展開でビーストの救済くらいはされるだろうと予想されていた。
しかしながら、ふたを開けてみると当然のように謎は解明されず、しかも実質的に「キュルルにいいように使われたあげく崩壊するホテルに置き去りにされ、生き埋めになる」というまったく救いのない結末が展開されたのであった一貫して敵として描かれているので悪役として報いを受けたという解釈もできるが、実のところ彼女がフレンズを傷つけたのはイエイヌと戦った一度しかなく、その一方1話・12話でセルリアンを倒しており、結果的にキュルル一行の窮地を二度救っているので、仮にそのような意図だったとしても疑問の残る展開である。 。
さらに、その後崩落したヘリポートの上でPPPにライブをしてもらおうという話の運びになるが、ヘリポートはまさにビーストが瓦礫の下敷きとなった現場であるため、これはビーストが生き埋めとなった瓦礫の上でライブがおこなわれることを意味しており、前述のビーストの最期・謎の未解明と合わせて視聴者の大不評を買ってしまった。
また現在のアムールトラは、京都市動物園コラボにてリデザインされた姿である。(アプリ版のアムールトラはサーカスを意識したデザインになっており、かなり印象が異なる)このコラボは、京都市動物園に住むアムートラの「オク」をモチーフにしたものである。
アムールトラは国内20か所以上の動物園で会いに行ける非常にメジャーな動物であり、それに親しみを持ってもらうためのリデザインであったはず。だが、本作の扱いは「危険な動物」止まりであり、動物に対してもコラボした動物園に対しても敬意ある扱いとは言い難かったことから12話が大きく炎上した理由の一つとなった。
1期と比べ際立つ、ギスギスしたやりとり
前作は荒廃した世界観でありながらキャラの発言や性格などから「優しい世界」と言われていたが今作のキャラクターは無駄に喧嘩腰であり、いがみ合いが多い。
カラカルの”トゲ”
カラカルは作中一貫して「あたりのつよいキャラクター」として描かれている。
例えば、2話でスケッチブックに描かれた公園を探す折にレッサーパンダが道案内を請け負い、道に迷って元の場所に戻ってくるシーンがあった。自分に取り柄がないと思い込み自己評価の低いレッサーパンダは何とかしてフレンズの役に立ちたくて道案内を安請け合いしてしまったわけで非はレッサーパンダにあるのだが、カラカルはフォローを入れることなく「あんた、本当は知らなかったんじゃないの!?」と図星を指してしまう。泣き出してしまうレッサーパンダにカラカルは「もう、また泣くー」と悪態をつくが泣かせたのはカラカルである。
また、これはサーバルも一緒になってやっていたことだが、5話でイリエワニ・メガネカイマンのコンビとヒョウ・クロヒョウのコンビでキュルルの取り合いになった際に、喧嘩を仲裁するためにこの4人に暴力を振るっている(そのシーン自体は描写されていないが「いてっ!」と言って倒れ込むシーンがあることから少なくとも突き飛ばすなどの行為はあったと思われる)。
こういった要素は1期の「優しい世界」を期待していた視聴者のニーズとは噛み合っておらず、カラカルがフォローできていればもっとマイルドな展開になったのではと思えるシーンは少なくない。
バンドウイルカとカリフォルニアアシカコンビの「ごほうび」(3話)
バンドウイルカとカリフォルニアアシカは「何かをするたびにご褒美を要求するキャラ」として登場した。具体的には挨拶をしただけでご褒美を求めたりしている。これ自体は「飼育環境下にあった動物のアニマルガール」という1期にはない新しい個性を持ったキャラとして評価されている部分もある。
しかしそのポリシーは度を越えており「たとえ相手が困った状況に陥っていても褒美を貰えないのであれば助けない」という問題を抱えている。結果としてキュルルらを沖まで連れてきたが、褒美が貰えないので海上に放置して遊び始めるという問題行動を引き起こした。
探偵コンビの問題行動
オオアルマジロのアルマーとオオセンザンコウのセンちゃんの二人組である探偵コンビ(アプリ版ではダブルスフィアと呼ばれている)は、1期アライグマ(けものフレンズ)・フェネック(けものフレンズ)コンビのような、主人公達の追跡者ポジションとして登場した。
探偵コンビのPPP暴行(8話)
8話で主人公一行目前まで追いついた探偵コンビがアイドルグループであるPPPに対して「メンバーの中にヒトが紛れているのでは」と思い込んで襲いかかる場面がある。しかもアルマーに至ってはアイドルの髪を掴んで引っ張るという暴行を働いている。
さらに問題はその後の謝罪や和解が一切描かれなかったことで、「PPPがライブに遅れるという状況を作り出すためだけに暴力シーンがねじ込まれたのではないか」と批判の多い部分であるしばしば「けものフレンズ2は子供向けの作品」とクオリティーの低さを擁護する声もあったが、これがアイドルに対する行為として当然不適切だというのはもちろんのこと、最悪の場合重い怪我を負う危険な行為であり、間違いなく教育に良いシーンとはいえない。。
主人公「キュルル」の問題点
キュルル(けものフレンズ)は、けものフレンズ2の主人公である。
- キュルルの作中における発言や態度について:「キュルカス」を参照
- キュルルの作中における一貫性のない言動について
- 「みんなのことが大好きなんだー!」
- 劇中においてフレンズたちとキュルルとの間で深い交流が無かったためか、発言があまりにも唐突とする意見が多い。
- 「みんなのことが大好きなんだー!」
- 「ここがぼくのおうちだ」エンド
- ただし「キュルルの言う『おうち』が自分の居場所という意味合いでなら、この到達点でも納得は行く」という意見も多々見られている。
布石の放置
けものフレンズ2では作中様々な意味深な表現・のちの展開に影響を与えそうな要素が提示され、視聴者の多くはそれを伏線であると捉えたが、ほぼ全てが作中で説明されないまま終わってしまった。
- 主人公「キュルル」の過去☆
- 主人公「キュルル」が最初にいた建物は何で、どうしてそこで眠っていたのか☆
- サーバルはなぜかばんちゃんを忘れたのか
- かばんの口調や態度に1期からの変化が見られるのはなぜか
- キュルルの探し求める「おうち」の情報☆
- 他のフレンズと比べて異様に強いサーバルとカラカル
- 意味深な発言をするフウチョウコンビの目的
- パークの一部が水没した理由
- 1つだけカゴが取れた観覧車1期最終話の遊園地を連想させる
- 月と共に映る人工衛星
- 2期セルリアンと1期セルリアンの違い
- なぜ2話でフレンズを無視して遊具を破壊したのか
- 1期で弱点として存在していた「いし」の存在しない2期セルリアン
- セルリウム(2期)とサンドスター・ロー(1期)の違い
- サンドスターの柱☆
- ビーストについて☆
- セルリウムを噴出する海底火山
- セルリウムから誕生した船型大型セルリアン
…海底火山や大型セルリアンに関しては明らかに「作中で解決されなければならない問題」であるので伏線どころかメインストーリーすら投げ出しているとも評される。
後にイベント「けものフレンズわーるど」にて、いくつかの設定についての説明がなされた(☆マークを付けたもの)。
意図と表現の食い違い・矛盾点
本作品では「Aを表現するためにBのシーンを作る、でも結局Aを表現できない上Bも不評」のことが多い。
A | B | 結果 |
キュルルがフレンズ達と絆を築く、パークを自分のおうちと認識する(ストーリーの軸) | 色んなフレンズと出合たり、トラブルに巻き込んまれたりする | 絆の築きに説得力が不足、軸と認識されない、おうち探しから迷走したと思われる |
キュルルのフレンズ達への思い入れが強い | 絵から思い入れが強いほど強くなるセルリアンが生み出す | 演出のせいでセルリアン(思い入れ)がすごく弱く見える、茶番とされる |
セルリアン(思い入れ)が強い | 助太刀にアムールトラを投入する | セルリアンが既に雑魚と思われ、登場の意味が不明とされる |
脚本上 説明不足な点
- カルガモの生死を気にしないキュルル一行(1話)
- 「リレー」を知らないのに「バトン」は知っているフレンズたち(7話)
- 「セルリアンは何がしたかったのか」もそもそも説明されていない。捕食のためなのか、物理的な破壊・殺害が目的なのか。捕食のためならなぜ2話で遊具を攻撃したのか、捕食されるとどうなるのか。
演出上 不自然な点
- キャラの目線があっていない
- 棒立ち状態のキャラクターが多い
- バス型セルリアンから飛び降りた直後に「これじゃ近づけない」と発言(6話)
- 後半EDの映像
- 速さを競う2キャラが走りだしてだいぶ時間が経過してから追いかけて即追いつける他のキャラ(7話)
- 大人気のPPPのライブの観客席がガラガラ・観客がコピペ(8話)
- 物理法則上不自然なホテルの浸水速度(10話~)
- フェネックに頭を軽く叩かれただけで爆ぜて消え去るセルリアン(12話)
- 船上にどこからともなく現れるビースト(ワープ移動)(12話)
- 上記のビーストがなぜかホテルに戻るまでキュルルやかばんを襲っていない(12話)
- 屋上にいるにも関わらず何故か上から瓦礫が降ってくる(12話)
一方でこれらの点は、その多くがストーリーやほかの問題点と密接にかかわるものではなく、予算や納期の関係上手を加えきれなかったり修正や議論が間に合わなかったものだろうといった事情が考えられるため、あまり重要な点ではないかもしれない。ただただ低品質なだけである。
なお、後期EDだけは予算も納期もあまり関係ない。使用モデル自体は本編と同じものだと推察され、描画方法の違いによってやたらと品質が悪い印象を与えている。けもフレは1期も含めて基本的に3Dモデルを使ったアニメーションで、いわゆる「アニメ塗り」調に出力する「トゥーンレンダリング」を使用することで、普通のアニメと遜色のないビジュアルを保っている。しかしED映像はなぜかアニメ塗りでなくリアルに近い雰囲気で出力されている。3DCGはリアル寄りに描画する際、中途半端に質を上げると却って好感度の下がる「不気味の谷現象」というものが発生する。EDの評判の悪さはこれに由来するもので、本編と同じアニメ調に描画していればなんの問題も起こらなかったはずである。
動物のデザインや情報に関する間違い・矛盾点
けものフレンズプロジェクトでは「世界中の動物を種類を問わずに擬人化していくことで動物を知ってもらう」など、原作である「動物」に興味を持ってもらい動物へ寄与することをプロジェクトの目的の一つとして掲げている。
1期アニメでは動物の習性がキャラクターの性格や行動にうまく落とし込まれており、このような要素が動物好きの視聴者たちから高い評価を得たポイントでもあった。
しかしながら2期においては、CMを挟んだ動物紹介コーナーで誤った情報・映像が流れる、動物の習性を(フレンズ本人の言葉で説明させるなど)キャラクター性に落とし込めきれていない、そもそも動物の習性に関する表現が作中少ないなど、「動物」を念頭に置いたプロジェクトとしては不備が多いことが指摘されているこのような状態を揶揄して、「2期はコスプレ美少女動物園」と呼ぶ向きもある。。
- カルガモ(けものフレンズ)のデザイン
- パンダ(けものフレンズ)の尻尾
- 2話で登場したパンダの尻尾が黒色になっていた。実際にはパンダの尻尾は白色である。
- 丸くなるオオアルマジロ
- 走らないG・ロードランナー
- 元となった動物は時速32km以上のスピードを出せる「走るのが得意な鳥類」である。空は飛べるがそんなに上手ではなく、長時間飛べない。紹介コーナーでも走ることが得意なフレンズと紹介されているが、アニメだとむしろ飛んでいることの方が多い。また、縄張りの広さについて、「まだわかっていない」とされたが、実際は既に判明している。
- タヌキの解説の誤り
- Aパート最後のタヌキの解説で「湿地や森林に暮らしていて」と紹介されたが、特に湿地を好んで住処にしているわけではない。
- 同解説にて「巣穴を掘ってすみかにしています」と紹介されたが、タヌキ自身が巣穴をほることはまれで、住処とする場合他の動物が掘った巣穴を利用することが多いと考えられている。
- 参考:けものフレンズ2第8話でのタヌキの解説の誤り #けものフレンズ2
- ハブの解説映像の誤り
- 誤字
- プロンホーン属 (正:プロングホーン属)
- トキ(哺乳綱)(正:鳥綱)
第二に、「けものフレンズ2」には前作「けものフレンズ」の旅を否定するかのような表現や、前作の設定と整合性の合わない表現が含まれていることが問題点として挙げられる。
サーバルのキャラクターの違い
前作におけるサーバルはフレンズとしての身体能力を活かしてかばんと協力して問題にあたる、実に魅力的なキャラクターだったといえる。
ネットの評判やセリフからか頭の良くないキャラクターのように見られることが多いが、実のところヒトやフレンズの気持ちを機敏に察知して角が立たない台詞を返せる非常にコミュニケーション能力の高いフレンズである。その性格の一端がよく現れる台詞が「すごーい!」と相手を称賛する台詞であった。この台詞はファンの間で人気になり、Twitterなどでも頻繁に見られる台詞になった。
しかし2期では何が凄いのか分からないような場面でもやたらと「すごーい!」と繰り返すようになっている。「何がどう凄いのか」を視聴者が共感できないまま「すごーい!」と言い始めるため、botという蔑称で呼ばれるようになった。
かばん(かばんちゃん)のキャラクターの違い
2期5話において登場したかばんは、1期の描写から考えると違和感のある行動が多い。
1期かばんと2期かばんのフレンズたちへの呼称の違い
1期では基本的にフレンズを呼ぶ時は「さん」付けで、例外的にサーバルは親しみを持って「ちゃん」付けで呼んでいた。しかし2期ではフレンズを呼び捨てにしており、サーバルも例外ではない。
口調も、タメ口で話すのはサーバルだけで、フレンズはもちろん1話からずっと一緒に居たラッキービーストに対しても丁寧語で話しかけていたが2期では一貫してタメ口になっている。
このような呼称の変化について、作中でその理由が明かされることはなかった。
2期かばんのラッキービーストの扱い
1期ではラッキービーストを「ラッキーさん」と呼んでおり、最終話ではラッキービーストは複数存在すると知った上で、船とともに沈んだラッキービーストの個体を必死に探し回るほど愛着を持っていた。最終的に本体にあたるレンズ部分だけを発見して手首に装着するようになったが、これはあくまでボディが無くなってしまったからそうしているに過ぎない。
2期では呼び方が「ラッキービースト」に変わっている他、本体であるレンズを雑多に引き出しにしまっており、その1つを「これを持っていって」とキュルルに手渡し、道具扱いしている。
セルリウム実験に関する2つの問題行動
かばんは「キュルルのイラストがフレンズ型セルリアンの元になっている」という仮説を立証するために実験を行うが、この時にキュルルからプレゼントしてもらったイラストからアフリカオオコノハズクの部分を切り取るという非人道的な行為を行っている(すかさずアフリカオオコノハズクに「何をするのです!」と注意されている)。そして「フレンズ型セルリアンが生まれる」という結果が予測できているにも関わらずサイズに見合わない小さなガラスケースを被せていたため、ガラスケースはあっさり割れて襲撃されるハメになった。1期では一貫して「思いやりと知性に優れた存在」として描かれてきたかばんが辿る未来とは思えぬ姿である。
トラクターの急旋回とそのフォロー
キュルルのいるホテルにフレンズ総出で向かう際に、フレンズたちはかばんが運転するトラクターの荷台にすし詰めになっていた。脱落の心配をするまでもなく運転に気を使うべき状態だが、かばんは意に介さずトラクターを急旋回させる。その結果、フルルが荷台から脱落してしまうのだが、かばんは急旋回をしてごめんと謝るどころか、誰かが振り落とされたりしていないかという確認すらせずにトラクターを走らせ続けた。
フルルのキャラを立たせるための演出だと考えられるが、本筋には一切からまず、かばんにフォローさせるわけでもなかったので、さらにかばんの印象が悪くなったとして視聴者からは「この場面要る?」と不評であった。
かばんちゃんとサーバルの関係
(2期1話)
今作でもメインキャラクターとして登場したサーバルであるが、かばんちゃんと旅した記憶を失っていることが1話で示される。
(2期5話)
(2期6話)
(2期?話時点)
監督を以て「偉い人が考えてます」と投げ出され、時折前作の記憶を匂わせる展開が行われるものの、最終回までに語られることはなかった。
(2期12話)
涙ながらにサーバルに話しかけるも結局記憶は戻らなかった。
「キュルルと仲良さそうにするサーバルとカラカル」の過去に描かれたイラストが登場
つまり最終話で、かばんに「サーバルはキュルルのパートナーである」ことを名言させた上、ラストのイラストによってかばんとの出会い以前にキュルルとサーバルが会っており、かばんとはその後に出会ったのだということが明かされたのである。
この結末こそ、1期のファンの多くが、2期でかばんちゃんとの旅をなかったことにされた・1期を外伝扱いにされたと受け取った原因のひとつである。
なぜこのような展開としたのか考察すると、「主人公交代・ヒロイン続投」の方針が(偉い人に)真っ先に決められたことが原因の可能性が高い。その方針の下で、前作主人公であるかばんの扱いがすごく難しくなる。かばんを登場させないなら「1期を無かったのことにされた」と思われかねない、かばんを登場させれば「新主人公・サーバル・かばん」の関係性の処理が難題になる。
そこで2期は1期(10話を参照)と同じく、サーバルを記憶消失(世代交代?)させ、「記憶がない」(前のサーバルとは別人に等しい)、でも「薄く印象がある」(前作の存在を肯定する)の状態にした。
しかし放送前の騒動(下記)により、2期は最初からファンに信用されていなかった。その上、新主人公であるキュルルは上記の表現により、視聴者に反感を買った。それの影響を受けて、2期におけるかばんとサーバルの関係性が悪い方向に解釈された。
この2期の脚本上の構成の不自然さが、「2期は悪意を以て1期を否定しようとしたのではないか」という、2期ヘイト創作説の原因となっているようだ
Ⅲ.ニコ生アンケートの結果
作品自体の評価は2話から下降していたが、6話時点で公式生放送終了後アンケートの最高評価(5段階中1が最高、5が最低となる中の評価1)が10%を記録、そして最低評価が72.5%と急上昇する。
本作は最高評価が1話で30.9%、2話から5話までは20%付近にあり、第6話「あたらしいあさ」で最初に10%を記録した。
これ以降本作の様子がさらに喧伝された結果、公式生放送アンケートの基本的な値を異常に割る事態となり、ワースト記録を出し続けることとなった。
30.9% | けものフレンズ2 1話「きおくのかなた」 |
19.2% | けものフレンズ2 2話「ぱんだとぱんだ」 |
21.9% | けものフレンズ2 3話「うみのけもの」 |
19.0% | けものフレンズ2 4話「いろんなおうち」 |
19.8% | けものフレンズ2 5話「ひとのちから」 |
10.0% | けものフレンズ2 6話「あたらしいあさ」 |
7.0% | けものフレンズ2 7話「すぴーどのむこう」 |
6.9% | けものフレンズ2 8話「しんきょくらいぶ」 |
3.0% | けものフレンズ2 9話「おうちにおかえり」 |
5.3% | けものフレンズ2 10話「ちぇっくいん」 |
2.9% | けものフレンズ2 11話「うみのごきげん」 |
2.6% | けものフレンズ2 12話「ただいま」 ←(お前は榊遊矢に勝った) |
ちなみに、本作品のニコニコ生放送はテレ東などテレビ放映の一日後に行われている。
したがって、放送を見たものがアンケート結果のみを押しに来たり、テレビ放送時点での評判を聞いてニコ生を見に来た人たちがいること、およびコメントでのネタバレがあったことは否定できないが、
同様の理由から「まったく内容を見ずにアンケートだけを押しにきた人ばかりだ」とは言えないのである。
4.制作関係者の問題行動
▲目次へ
!!注意!!
けものフレンズ2期の製作・制作に関する疑惑・考察は非常に多岐にわたり、また根拠の薄いものも大量に流布しています。本記事に載せられた情報も、必ずしも情報源の確かなものとは限りません。必ず自らの判断で情報源を精査し、くれぐれも、社会規範から外れた行動は慎むように注意してください。 |
最後に、この章では騒動の根幹ともいえるけものフレンズプロジェクトの関係者と彼らにまつわる出来事について列挙していく。
特に本件は、アニメ単体としてみた場合「ただの前作ファンをないがしろにした低クオリティー作品」とみられがちであり、他のアニメと比較して「なぜここまで大ごとになっているのか?」「ただの子供向けアニメではないのか?」と疑問に思うものが多かった。
しかしながらここまで延焼してしまった背景には、1期ファンへの配慮のなさ、KFP関係者の発言や迂闊さ、一般常識から乖離した行動の数々、そして垣間見える"業界の闇"などの「場外乱闘要素」が大きくかかわっている。
細谷伸之 プロデューサー
細谷伸之プロデューサーとは、テレビ東京に所属していた元アニメプロデューサーであり、「けものフレンズ」1期および2期のプロデューサー。Twitterのヘッダー画像をつけ麺にするほどつけ麺が好物であることから、細麺と呼ばれることもある。
本件けものフレンズ2炎上事件における最重要人物である。
細谷Pはたびたび過激なアカウントに絡まれていたが、その返しとして必ず皮肉や煽りをツイート内に含める癖があった。そのため、いちプロジェクトのプロデューサーとして不適切な行為であると以前から非難を受けていた。
なお、4月2日以降退職するまでTwitterのアカウントでは姿を見せていなかった。自粛というよりもテレ東からの謹慎命令という見方が一般的だが、公式声明がないため実際のところは不明である。
その後、細谷Pは「ライツビジネス本部 ビジネス開発局 ビジネス開発部」(現在は「アニメ・ライツ本部」に改称)に異動後、2020年6月24日付でテレビ東京を退職した。
その途端にTwitter上に復活し、以前のようなツイートを繰り返している。そのためTwitter上から姿を消していたのは謹慎命令だった疑惑が強まってしまった。
この人事異動については「けものフレンズ2の炎上によるものでは?」という疑惑があるが、テレビ東京は「定期の人事異動である」との声明を出している。
「今日の話はすごくいいんですよ。 ぜひ見ていただきたい。」
https://twitter.com/nobutx_0517/status/1105100830879887361
一見Pとしてはごく普通のツイートなのだが、これが指している「今日の話」とは、最終話と並び大不評を博したあの9話、イエイヌの回である。感性が多くの視聴者とズレていることが露呈してしまい、「細谷サイコパス説」「けもフレ2細谷Pが口出して失敗した説」などが隆盛した。
細谷P 2ch2chは現在の5chの前身。数々の騒動ののち、改名に至った。荒らし疑惑
細谷Pのブログ「のぶろぐ」の「NHK_PRさんの「中の人などいない」を読んで思い出した昔の出来事。VS2chのお話。」(2013年2月12日)が発祥。該当箇所を解読すると、"俺も少し荒らしたからなァ……。"の部分は引用であり、2chを荒らしたという記述はどうも無いようだとわかる。
一方ブログを解読していくと、このときの2chでの不適切発言について内部告発があり、上から注意を受けていたこともわかる。
「テメー!って知らない人に平気で言えちゃう人が一期のあの世界が好きな人達なんですね。」
https://twitter.com/nobutx_0517/status/1112807742345904128
特にこの発言は細谷が少なくとも1期ファンとは別のスタンスで行動していることが明言されてしまったツイートであることから、1期けものフレンズファンからの非難の声が大量にあがっただけでなく、12話の結末と併せて後述のけものフレンズ2ヘイト創作説が巻き起こる大きな火種となった。
ワープマン(5chの荒らし)との関連性
https://twitter.com/nobutx_0517/status/1059062710451691521
5ch荒らしの「ワープマン」と同一人物説が流れていた。ワープマンはけもフレ2アンチのアンチといった風体で、いくつかけもフレイベントに顔を出しているということがレスからうかがえる。
ワープマン=細谷説は口調や投稿時間の比較などここまで様々な検証がされてきたが、匿名掲示板という性質上からも決定的な材料はない。こういった炎上事件では自演説がよく出るものであり、単なる逆張り・釣り・便乗荒らしの愉快犯である可能性は十分にあるので、問い合わせる際には注意。
参考:「けものフレンズプロジェクト関連の陰謀論等と反論の一覧」、けもフレちゃんねる「けものフレンズプロデューサーであるテレ東の細谷伸之Pが5chの「けものフレンズ」スレを荒らしているという疑惑が浮上」
氷村ふぁねる(けものフレンズ2支持、たつき監督全面抗議垢)との関連性
氷村ふぁねるは後述する「真フレ」の代表格で、Twitter上でたつき監督に対して人間性を疑われるレベルに下衆い内容の罵倒・誹謗中傷を繰り返しつつけものフレンズ2制作陣の擁護を行っていた。けものフレンズ2放送開始後はマルチクリエイター榊正宗を標的に加えて誹謗中傷を繰り返していた。
(※つぶやいていた内容の詳細については単語記事「氷村ふぁねる」参照の事。ただしその内容は本当に酷く不愉快になる可能性が高いので閲覧は自己責任で。)
細谷はこの「氷村ふぁねる」との懇意なやりとりが以前から指摘されていた。氷村ふぁねるは一般人では知りえないような内部事情に詳しいため、少なくとも業界人もしくは関係者ではないかと言われている。
また、「ワープマン」同様「氷村ふぁねる」との同一人物説も疑惑として存在しており参考:リンク、現状それが炎上に拍車をかける要因となっている。
なお氷村ふぁねるは、けものフレンズ2最終回放送後、細谷伸之がTwitterでつぶやくのを止めるのに合わせてTwitterアカウントを削除した。
氷村ふぁねるへの開示請求について
氷村ふぁねるによる誹謗中傷に対して情報開示請求を行う事を決めた榊正宗からは、以下の様に真フレの理不尽な挑発に反論すると開示請求が難しくなるので控えるよう告知した。
『挑発行為に反論してしまうと、開示請求が難しくなる』
ほんとうに不思議だったのですが、開示請求するという可能性を示唆してから、誹謗中傷の攻撃がさらに激しくなりました。その理由は明瞭かつ単純なものだったようです。~~
つまり、ほんとうに理不尽なことですが、加害者は、煽れば煽るほど有利になっていくのです。
なんという恐ろしい事実かと、ゾッとします…。でも、これは確かに、
「法律的には両者がネットで議論しているだけで、誹謗中傷事件ではない」
と言えてしまうんですよね…。
開示請求する場合、開示請求相手が何を言おうとも、周囲の人間含めて反論してはいけないということである。
榊正宗が巻き込まれたけものフレンズ2炎上事件とのあらましについては、「東北ずん子の企画をやっている榊正宗がけもフレ騒動と関わることになった経緯につきまして」を参照。
※追記
榊正宗氏のブログ更新が成され、精神的被害による入院から「一時休戦」する旨が報告された。
その一方で、同報告内では「現在ふぁねるの件を知人にたくしており、絶対にふぁねるをゆるすつもりはございません。」とも語っており、今後も訴訟は継続すると思われる。
詳細は「7.影響」の項目にて後述 ➟「7.影響」の項目へジャンプ
木村隆一 監督
1期監督降板騒動のあと、誰もやりたがらないであろう監督を引き受けてくれたと続編を望むファンらで歓迎する声が多かった。アニメ本編のクオリティの低さについても、監督の責任として追及する声は多いが、制作期間の短さなど事情を斟酌した同情的な意見もけして少なくなかった。
しかしながらTwitterで木村監督が炎上してしまった原因については、SNS上での言動に起因するものが大きい。特に、発言単体としてみれば正しいが、その後の行動と矛盾している・行動が伴っていないことが目に留まり、指摘が相次いでしまっている。
「監督なんて誰でもいい」
言葉通りに捉えると、「まるで監督としての責務を放棄したかのような発言」に見えたため、多くの人からバッシングを受けた。
ただし、前後の発言では
「娯楽なので、ぶっちゃけ監督なんて誰でもいいんですよ(笑)。誰が作っているか考えずに面白い作品をみんなで楽しむのが娯楽の基本といいますか、そのほうがみんな幸せだと思います。僕はいつでも、面白い作品を作りたいと思っているので。」
とあるので、実際には
「監督は裏方に徹し、面白い作品さえ作れれば良い」という意図の発言だったようだ。
しかし結局作品は視聴者の期待に応えられるレベルに至らず、SNS上の発言も悪目立ちしてしまっているため、どちらにしても視聴者を裏切る形となってしまった。
「晒してごめんね。オジサンは思うんだ」
本編批判の矢面に立っていた木村監督であったが、5話放送後の2月15日あるツイートを晒上げてしまう。
https://twitter.com/Ryuichi_Kimura/status/1096109926768758785
見ればわかる通り晒されたツイートは「ひとりでも多くの人にファンになってもらえるよう努力することこそプロの仕事なのでは」と至極真っ当なことを言っている。これよりよっぽど過激でマナーの悪いリプをもらっているにも拘わらず、リプでもないツイートを晒し上げてしまったことから、木村監督への非難の声がさらに加速する結果となった。
なお、”全ての人を理解できる~とは限らない。”の文章もそれ自体は真っ当な意見なのだが、晒し上げたツイートに対する反論になっていない上に、それを表現者自身が口に出して言ってしまっているのでただの言い訳にしかなっていない。ビジネスという観点においても、続編ものという前提においても不適当な発言だが、そもそも"誰にも理解されなくていい"というのは創作する上でのメンタリティについての話であり、安易に免罪符にしていい言葉ではないのだ。
これらの他にも、
- 「二人旅」発言
- 「偉い人が考える」発言
- たつき監督へのネガティブなツイートに対するいいね
- 政治ツイート
- エゴサブロック
- 2期に関するツイートを検索した上で、能動的にブロック
などの行動が非難を浴びる要因となっている。
また、木村はけもフレ2を手掛ける以前からSNS上において問題のある言動が散見されており、この事を問題視する視聴者も多く見られている。
本編最終話以降はレスバを控えているようだ。
吉崎観音 総監督
吉崎観音はけものフレンズプロジェクトの総監督である。
一般的なアニメでは、原作者は著作者人格権を行使しないことが契約に盛り込まれるが、けものフレンズにおいて吉崎は著作者人格権を行使する権利を残して契約している。
吉崎が著作者人格権を行使する権利を残していることを明言している以上、IPの質を担保する最高責任者であることは間違いのない事実であるただし著作者人格権とは”拒否権”であるので、ビジネス的には期日が目前の状況で出来上がった作品を差し戻せるかというと実際には難しいだろうという意見もある。。
一方で場外乱闘要素に関しては、SNSや書籍など公の場での発言が細谷p・木村監督と比べて格段に少ないのもありネット上で流れている説は憶測の粋を出ないものが多い。
「クリエイター的な感情」証言に関する記事
たつき監督が1期監督から離脱した原因として、吉崎総監督の”クリエイター的な感情”にあるという記事が公開され、ここから「たつき監督が吉崎の嫉妬によって制作から外されたのではないか?」という疑惑があがることとなった記事の信憑性は定かではないが、少なくとも日清は1期アニメ『けものフレンズ』とコラボしコラボCMを公開したが、2期アニメ『けものフレンズ2』とはコラボせず、たつき監督制作のアニメ『ケムリクサ』とのコラボCMを公開している。参考:日清食品グループ公式チャンネル:どん兵衛 × ケムリクサ 「月見そば」。
内部事情に詳しい女性関係者コメント
けものフレンズに関しては、日清やJRAなどのナショナルクライアントにはしっかりとヤオヨロズ株式会社と決裂した経緯説明をしているのですが、とても厳しい箝口令が引かれているため、中小のけものフレンズ協賛企業には伝わっていないのです。どんな経緯説明かというと、ヤオヨロズ株式会社とたつき監督をアニメ版けものフレンズ第二期から降ろした原因は、けものフレンズ原作者の吉崎観音先生のクリエイター的な感情にあるという話ですね
バズプラスニュース『【炎上】ゲーム版けものフレンズがアニメ版素材を無断使用 / 関係者が内部事情を激白』
吉崎総監督書き起こしのシナリオ原本
たつき監督が仕上げたコンテに吉崎総監督の脚本原案が書き起こされたが、その内容はおおよそ「2期に近い、やや温かみに欠ける」内容であった。つまり、そこから放送までに多くの修正が行われたことになる。
吉崎総監督の脚本原案に赤ペンでアニメ本編との違いを書き込んだ画像をファンがTwitterに投稿し話題になったことから「トゲ抜き」「赤ペン」などと呼ばれ、吉崎観音黒幕説・嫉妬説の論拠として扱われることが多い。以下に内容の一例を挙げる。
原案版「尻尾と耳のないフレンズ?珍しいのはあなたのほうよ。」
放送版「尻尾と耳のないフレンズ?珍しいね!」
原案版「ジャパリパークのおきては、自分の力で生きる事。わたくしは、助けにはいきませんわよ。」
原案版「あなたは…がんばるところがすごい。がんばるのが苦手なフレンズもいっぱいいるし。このジャパリパークに生きてる『けもの』はみんなみんな、弱くても小さくても元気に生きてる。」
放送版「それに、かばんちゃんはすっごいがんばりやだから、きっとすぐ何が得意かわかるよ!」
このように、原案の台詞はどこか嫌味に聞こえるトゲのあるものが多い。
勘違いされやすいがこの比較は原案と放送版の比較であり、吉崎版とたつき版の比較にはなっていないもし比較するのであれば吉崎放送版とたつき放送版か吉崎原案とたつき原案が必要になるが、そんなセットは存在し得ない。同様に、これらの修正すべてをたつき監督ひとりが行ったという証拠もないため注意。
「昨日の5話は今一歩、という感じだったかな~」
1期けものフレンズ放映時のツイートで、吉崎総監督がたつき監督に悪感情を持っていたとされるときにしばしば引用されるフレーズ。
以下前後のツイート併せた全文。
https://twitter.com/yosRRX/status/829143291962679297
https://twitter.com/yosRRX/status/829144344737116160
https://twitter.com/yosRRX/status/829255446057852929
これらのツイートの通り少なくとも5話1期5話は「こはん」(オグロプレーリードッグとアメリカンビーバーの回)に不満があったことは見て取れるが、この文言を以ってたつき監督に悪感情を持っていた、とまでは言えないので注意。
一方で、「たつき監督が通したスジ」「「スジ」とは「12話を通したお話しの流れ」のこと」といった文章から、1期の最終回までに至るメインプロットの主導権は、この時点でたつき監督にわたっていたことが読み取れる。
「b」
9.25事件を堺に一切のツイートを行わなくなった吉崎総監督だが、およそ11ヶ月ぶりにツイートが行われた。それはけものフレンズがーでん2でサーバルのコスプレをする女性スタッフ「ぽんこつ娘(さーばる)」さん。現在Twitterアカウントは存在していない。に送られたもので、内容は「b」ただ一文字だった。そのツイートは僅か30分ほどで削除されているなお、ツイートを送られた女性スタッフは万一に備えて出勤停止を命じられている。当時吉崎観音黒幕説が喧伝されていたので、過激なアンチの突撃を考慮してのことではないかと考えられている。。
総監督としての次の発言に注目が集まっていたところでの、レイヤーへのリプライだったため、総監督は諸々の説明責任を果たすべきだ、と考えていた人たちからの怒りを買うこととなった。
この騒動を受けて、吉崎総監督を指す隠語として「b」が用いられる機会が増えていった。
沼田心之介(ぬまぴー)
「けものフレンズ2」アニメーションプロデューサー。株式会社トマソン所属。
未成年声優深夜連れ回し疑惑について以下のような発言を行っている。
https://twitter.com/shinnosukenuma/status/1115976234305900546
そもそも件の写真をアップロードしたのは細谷Pなのになぜ彼が釈明を行っているのかは不明である。
また、4月17日に行われた「けものフレンズ2見逃し上映会」に安藤尚也助監督(細谷伸幸の代役)と登板した時の「サプライズムービー(カラカルの人形をバンドウイルカが拾うもの。セリフなし)」が「KFPに内緒で制作したものである」と発言したため(イベント後に許可をもらって作ったと訂正)、(KFP側の見解では)たつき監督降板の原因とされていた「12.1話「ばすてき」による作品の無断使用」の根拠が薄くなり、9.25けもフレ事件の経緯が再び注目されるようになった。
さらに、翌日の「けものフレンズ屋形船」に「Vtuberのデコイ沼田」として乗船し、「2は1の2000年前か後」「未成年飲酒の件で菅まどかさんとされる女性は伊東というスタッフ」「細谷伸之Pに関する質問はNG」等の発言をした。特に「2000年前か後」発言は同人版ケムリクサとの設定の類似、仮にそう見た時の展開の滅茶苦茶さ等から「平成最後の2000年問題」と揶揄されている。
Age Global Networks
Age Global Networks(AGN)はけものフレンズプロジェクトの参加企業の1つである。
アニメ制作経験がほぼ何1つ無かったにもかかわらず製作委員会の幹事会社となっている。
最近暴力団との繋がり疑惑で注目を浴びている。
代表:加藤英治について
このドリームステージエンターテインメントという会社は暴力団との繋がりを週刊誌に報道されている。
参照:ドリームステージエンターテインメントと暴力団の関係についてのlite-raの記事
https://lite-ra.com/2015/12/post-1842.html
報道に対しては「事実無根。捏造である。」と週刊誌を訴えたらしいが…その後有耶無耶になりドリームステージエンターテインメントは消滅した。
吉崎観音との繋がりについて
代表加藤が元所属していた「ドリームステージエンターテインメント」が主催していたプロレスイベント「ハッスル」シリーズにはケロロ軍曹のキャラクターがコラボとして出場していた。
岩田俊彦 プランニングマネージャー
けものフレンズ2プランニングマネージャーでAGN所属。
コーヒーアートを使ったけものフレンズ2に対する皮肉ツイートに対して噛み付いたことからAGNが注目されるきっかけとなった。
また過去のツイートが洗われた結果公式関係者の中で唯一実名で「たつき監督に対する悪意」を露骨に表明していたためけもフレ2=悪意説を大きく躍進させた存在である。
コーヒーに喧嘩を売り負けた男と揶揄されている。
詳細は単語記事「岩田俊彦」を参照。
参考:リンク
株式会社ジンミャク&池本浩史
株式会社ジンミャクはけものフレンズプロジェクトの企画に携わっている会社の1つであり、代表は池本浩史。この池本浩史という人物は元ハッスルエンターテインメント株式会社 常務取締役であり、この会社は前述のドリームステージエンターテインメントという会社から発足している。
またこのジンミャクという会社は広告代理店として登録されているが、けものフレンズプロジェクトを含め会社として活動した痕跡が一切存在していない。
(一応加藤代表と違いFacebookなどでの発言がないため同姓同名の別人である可能性は否定できない。しかし活動痕跡が全く存在しないのは事実。)
株式会社ジンミャク及び同社の関連イベント「けものフレンズがーでん」については下記の動画が詳しい。
ここの動画によると、同イベントのサイトでは第一種動物取扱業の登録番号・取扱責任者の表示義務が守られていなかったようだ。また、規則上の義務事項であるスタッフの識別章も確認できなかった模様。
曰く、同イベントを主催するイベント会社は、関連する法律の存在について全く知らなかったとのこと。
また、同イベント会社は「どこが責任の主体なのかよくわからない体制」であるらしい。
株式会社オレンジについて
加藤英治が新しく立ち上げた企業。業務内容、所属タレント、住所その他全ての情報がAGNのそれと合致しているため、「AGNの名前だけを変えたもの」と言われている。
5.その他の事件・騒動
▲目次へ概要でも示したとおり、けものフレンズプロジェクトはたつき監督の降板発覚以降多くの事件・騒動に取り巻かれてきた。現在に至るまで解決されていないものも多くあり、それ以外のものにしても本炎上の布石となった面は否めない。
たつき監督降板騒動
https://twitter.com/irodori7/status/912270635610472448
たつき監督降板事件とは、けものフレンズ1期監督であるたつき監督の2期降板を巡る一連の騒動のこと。
この事件を機に、様々な憶測や噂が飛び交うようになる。
けものフレンズプロジェクト最初の炎上事件にして、けものフレンズ2炎上事件はじまりの騒動。
詳しくは「9.25けもフレ事件」を参照。
声優の盾 騒動
けものフレンズにおける声優の盾とは、
たつき監督降板騒動の直後、アニメ『けものフレンズ』のメインキャストが作品の最新情報を発信する情報バラエティ番組『けものフレンズアワー』の第13回放送があり、そこで「監督降板騒動について何かしらの形で触れられるのでは?」と期待があった中、
「KFPの関係者から公式に声明を出さず、出演声優に言及させた」出来事を指している。
キャストに説明させることで矢面に立たず非難を浴びるのを避けたとして、批判が集まっている。
詳細は「声優の盾」を参照
たつき監督に対する脚本費未払い疑惑
たつき監督に対する脚本費未払い疑惑とは、『けものフレンズ』の脚本(Vコン)を全話執筆したたつき監督に対して脚本費が支払われていないことが発覚した事件で、現在も未解決の疑惑。
前述した台本盗用事件の被害者であるあかり先生の告発ツイートに影響を受けた形で監督本人がツイッターで声を上げたが、「(勝手に告発する行為が)社会人としてどうかしている」「他の企業の事を考えろ」といった批判が一部で起こり、監督及びヤオヨロズに謂れなき誹謗中傷が行われた(現在はこれらのツイートは真フレ(関係者)が行ったものとする考えが強い)。
これに関しては、(当時はまだ有識者とされていた)細谷伸之プロデューサーが「ヤオヨロズにそのお金も込みで払ったはず、後のことはわからない(意訳)」とツイートした。だが、別のツイートで更なる指摘を受けると「適切に処理した」とわざと有耶無耶にするような返答をし、そこを攻められると「学生さんですか?」とツイート主を煽る行為を行っていた。またこの時点で氷村ふぁねると懇意の関係であった
そして最終話後に判明した不祥事が元となり、この疑惑が再び浮上することとなった。
- 他の企業の公式サイトでは『脚本:たつき』表記だったが、テレビ東京「あにてれ」のみ、『脚本:田辺茂範(たつき監督の添削前の脚本を担当)』表記(なお、田辺氏は「2」の脚本であるますもとたくやと同じAge Grobal Networks所属の脚本家である)。
- 岩田俊彦の反撃ツイートに氷村ふぁねる(当時はPalis名義)がリプライした内容「グナココナ、たつき監督、あかり先生、この三悪人は早いうちに潰しておけ(グナココナ氏はカドカワからの給料未払いを告発したが、すぐに勘違いだと謝罪した動画制作者。なお3人の共通点は「カドカワに関わりがあり、作品や代金を無許可で使用または未払いにされたことを告発し、尚且つその後すぐに勘違いだと謝罪したこと」。後にこの姿勢はあかり先生に「クリエイター軽視」と批判されている。)
- 同じく氷村ふぁねるのツイートから、「脚本費未払いなど当然、業界じゃ当たり前」「社会の厳しさを知るにはちょうどいい」という発言が発見された。このことは、「なぜ未払いというKFP側に不利になる事を否定しないのか」という点が一般的な真フレから外れていたため、ふぁねるが業界人という考えが主流となった。
- 2019年5月某日、前述の田辺茂範氏がたつき監督を賞賛するツイートを削除。これに関してはAGN側が動いた疑惑が出ている。
- 2019年5月大百科荒らし事件において、掲示板荒らしを受けた記事のほぼ全てが荒らされる前に当該疑惑について言及していたため、単なる愉快犯とは言い切れない状況になっている。
これらの点から、脚本費に対する細谷Pの発言は意図的に誤解を招くようなされたものであり、たつき監督ではなく田辺氏(もっと言えばAGNそのもの)に脚本費を渡しているという考え、KFPコアメンバーがこれらの行為を以前から繰り返していたとする考え、そして当該疑惑をKFP側が「最も触れられたくない疑惑」とする考えが持たれており、KFPにこれらの疑惑の真偽に言及を求める動き(お問い合わせ)が活発化している。
詳細は、「9.25けもフレ事件」「氷村ふぁねる」を参照。
新ユニットオーディション騒動
けものフレンズ2放送に合わせ、けものフレンズの新ユニットを募集するオーディションが行われた。
ところが、声優のオーディションのはずなのに募集要目にスリーサイズを記入する箇所があったりボイスサンプルが必要なかったりしたことから、オーディションで得た情報や集めた女性を使ってよからぬことをするつもりなのでは?といった憶測がされ、騒動となった。
しかし、オーディションの必要書類の中には「規定台詞および歌唱中の映像データ」が存在し、これがボイスサンプルも兼ねているとみなせる。けものフレンズでは過去にも声優を歌唱ユニットとしてアイドルのような売り出し方をしており、音声データではなく映像データを要求したのは、そういったアイドルとしての活動も視野に入れていたためと考えられる。また、スリーサイズについても、アイドルのオーディションと考えれば記入させることに違和感はない。
参照:「けものフレンズ」新ユニットオーディション 募集サイト
https://audition0902.jp/
結局、この騒動はけものフレンズプロジェクトに対する負のイメージによって起きた早合点であった。
ただし、映像データとして求められた「規定台詞」においては後述の台本盗用問題が発生している。
その後新ユニットはGothic×Luckとしてデビュー。
けものフレンズ2ではカンザシフウチョウとカタカケフウチョウ(フウチョウコンビ)を演じ、同作のエンディング曲も担当した。
しかし、作中の扱いは客観的に見ても「ねじ込まれた」としか言いようのないものであった。
- 普通の鳥のフレンズであるにもかかわらず海の中だろうとお構いなしにいきなり登場する
- 登場する度に理解不能なセリフを言う
- 最終的に伏線や正体すら全く不明でフェードアウト
また、『舞台「けものフレンズ」2~ゆきふるよるのけものたち~』がGothick×Luckのデビュー公演なのだが、その公演は活動公表のわずか3日後であり、オーディション発表からも2か月しか経っていないという異例の早さであった。
その舞台でGothic×Luckはアニメと同じくフウチョウコンビを演じたが、そのキャラクターを生かせていたのは3つあった公演内容のうち1つしかなかったという意見もある。
これらの点からこちらもすでに出来上がっていた話にフウチョウコンビを捻じ込んだのではないかと考える者もいる。
オーディション台本盗用事件
KFPの参加企業であるAge Global Networks (AGN)が主催した上述の新ユニットのオーディションで、台本の盗用が発覚した事件。
声優志望者指南ブログを運営していたあかり先生が、自サイトに載せた原稿とほぼ同じだとTwitterで投稿したことから発覚する。
https://twitter.com/withteacher_a/status/1036263394687385600
これに対してKFPは台本を差し替えて謝罪文を公式サイトに掲載、AGNからは代表の加藤英治より謝罪のツイートが投稿された。
その後、あかり先生にAGN代表加藤による「直接あって謝罪がしたい。」という連絡を受けた直後にブログやツイッターの更新が途絶えていたため、その安否が不明であるとして注目された。
などから、
あかり先生が「反社会的勢力に消された」のではないか、もしくは「バックにいる集団のことをほのめかされて口封じされているのではないか」といった疑惑が生じ、一時期掲示板等で心配する声が上がっていた。
その後、2019年4月13日にあかり先生が「目指そう!声優」にて以下の生存報告を投稿。
目指そう!声優 【雑談】読者の皆様へ 【コメントを受けて】
記事の更新をやめたのは、誰かに言われたからではありません。
このブログが今後どうなるのか、分からなくなったからです。
以前は、記事に対しての反応はある程度予測できましたし、静かで平和でした。
求める人だけが見つけられる、そんなブログであればいいと思っていました。でも今は、わたしが何気なく書いた一言が、もしかしたら攻撃される対象になるかもしれないし、誰かへ攻撃する材料になるかもしれない。
過去記事も、そうなるかもしれない。
過去記事へのコメントを開くのも、いつも少し怖いです。
だからもっと忘れ去られるまで、黙っていたほうがよいと考えました。とは言っても別に誰が悪いとかいう話ではなくて、私はただ、霧の中でむやみに動くよりも、その場にとどまって霧が晴れるのを待つことを選択しただけのつもりでした。
それがこのような誤解を招く事態になってしまい、とても申し訳なく思います。
以上です。
つまり、騒動における自ブログの扱いが個人でコントロールできる範囲を超えてしまったため、自主的にブログの更新を止めていたということだ。
「目指そう!声優」は、声優を目指す方々が利用することを目的として作られたブログであり、少なくとも無関係の野次馬が大量に流入してきてしまったら一時投稿を諦めるのも自然なことである。
これに次いであかり先生がツイッターも更新したことでこの疑惑は一旦は収束した。
しかし、上記のブログの投稿が普段と違う方法で行われていたことやその文体がほかの投稿とはやや異なること、同年4月19日にこの生存報告が何の告知もなく削除されて以降及びブログ内のいくつかのコンテンツがやはり何の告知もなく徐々に削除されていることから、「生存報告はKFP関係者によって強制されたもの疑惑」「なりすまし疑惑」などの陰謀論が発生した。
だがどれも根拠薄弱かつ以降特に問題が発生したという目立った話もないため、現在では単なる思い過ごしとされている。
「9.25けもフレ事件」「あかり先生」も参照。
けものフレンズ:ぱずるごっこ騒動
ゲーム『けものフレンズ:ぱずるごっこ』において、1期アニメの素材の流用が見つかり、「1期アニメの無断流用・盗用ではないか?」と声が上げられた事件。
その後、「ゲーム内に使用されている権利に関しては全てけものフレンズプロジェクトより正式に許諾したもの」との旨でKFPから公式発表があり、実際のところ権利関係に問題はなかったことが判明した。
一方で9.25けもフレ事件で過敏になっていたファンを無用に刺激してしまったという点においては、KFP側の権利関係に関する脇の甘さが露呈する事件であったとも言える。
ただしこれとは別に「アプリ中に含まれていた音楽ファイルが違法ダウンロードサイト由来のもの」という問題も有志による解析で発覚しており(後にアップデートで修正)、KFPの対応を批判する声も上がった。
絵コンテ流出事件
2019/01/03 (木) 17:32:44、ある掲示板で「中国のある関係者から」との文章とともに一枚の画像が投下される。それはかばんとキュルル一行が別れる場面が書いてある絵コンテのリークであった(右上にTOMASONのロゴが確認できる)。
木村監督がTwitterで「絵コンテのトラブル」についてつぶやいたこともあって注目されていたが、当時さまざまな嘘リークやデマが流れていたのもあり、この絵コンテについてもひとまず半信半疑の扱いであった。しかし、結局本編6話放送を以って流出した絵コンテが本物であることが確定した。
2期では中国の会社ビートルアニメが1~4話までクレジットに載っていたがそれが5話以降消えたこと、中国の制作事情についてのコメントなどから「KFP(トマソン)の無茶振りに耐えかねたビートルが契約を打ち切り、その極道環境っぷりを晒すために絵コンテのリークに踏み切った」説が有力。
参考:リンク
BD特典の告知不備騒動
けものフレンズ2のBlu-ray Disc発売にあたり、公式サイトならびにアニメ公式Twitterでは「全巻購入特典として一挙見ディスクを応募者全員にプレゼント」と告知されていた。
しかしながら、1巻が購入者に発送されると、同封されていた応募券1~3巻に付属の応募券を、4巻付属の応募台紙に張り付けて応募する。から「全巻購入特典を受け取るには送料・手数料として1000円が必要」であることが判明。同時に、同ディスクの内容がSD画質で収録されることも判明した。
この「送料・手数料」について、事前に公式サイトや各ストアでの記載が一切なかったことから、景品表示法に抵触する可能性が指摘されている。また画質についても同様の指摘がある。
後に、けものフレンズプロジェクト公式サイトに「別途料金1000円ではなく無料で提供の間違いだった」と謝罪したが、誤記の文中で「本来明記されていなかったはずの別途料金及び画質」が明記されていたため、あまり信頼はされていない。
作品展「けものフレンズわーるど」の設定集
6月にパルコで行われた吉崎観音の作品展「けものフレンズわーるど」で公開された設定が、けものフレンズのイメージにそぐわないものであり、また1期への悪意が見え隠れするものだったために炎上した事件。
主な設定として、
- 「ヒトのフレンズは成長するにつれてオリジナルの外見に近づいていく。成長を拒むもしくは自殺を望むと消滅する。」→けものフレンズで「自殺」という世界観に合わないワードが出たことで問題視された。
- 「ごこくちほーはセルリアンが大量に生息する危険地帯。」→言わずもがなごこくちほーは1期最終話でサーかばが旅立ったちほー。1期のその後をバッドエンドにしたと捉えられてもおかしくない内容。
- 「ビーストは100分の1の確率で生まれる。見た目はヒトだが、中身は動物のままであるためフレンズの出来損ないである。寿命は5年〜10年。」→設定の全てや表現が非難されている。本編での結末も合わせればあまりに酷い設定である。
- 「キュルルは2000年前にパークに来たお客さんをセルリアン女王がコピーした存在。その後サーバルの犠牲と引き換えに「2」開始までポッドで眠らされた。なお少年は無事救出され天寿を全うした。」→ある意味で最も酷い設定。身も蓋も無い言い方をすれば、「キュルルには初めから帰るおうちなんかなかった」と宣言したようなものである。
- その他にも1期との繋がりを強調する設定、一切本編に活かされなかった設定、自主制作版ケムリクサで見たような設定と、様々な設定が公開された。
- また作品を作る目安として関係各所に渡されていた「バイブル」の内容をファンに知らしめることとなった。
そして、この設定から吉崎観音が1期への悪意を持って「2」の制作に関わっていたことが推測され、「ムクムクムクッ!」でお馴染みの吉崎観音嫉妬説の補強にまた一つ繋がった。
公開された全ての設定は「けものフレンズわーるど」を参照の事。
6.ネット上での不和
▲目次へ他の炎上事件と同様に、けものフレンズ2炎上事件をとりまく環境においても視聴者同士の意見の対立や、先鋭化したアンチの出現、騒ぎに便乗した荒らしの愉快犯、さらには視聴者・非視聴者間でのいざこざが発生してしまっていた。
この記事を見にきた方の中にも「けもフレは知らないが、アンチが暴れていたので理由が知りたくなった」という方は多いだろう。
当然ながらどんな作品であっても見る人によって感想は違う。賛否が極端な人は勿論、行き過ぎて攻撃的な程作品への思いが強い人、要素に分けて賛否を判断する人、見た人全員が違う感想を持っている。
その視聴者の母数が多くなれば視聴者の声も大きくなり、時には「そこまでするのは同じ評価側の人としても本意ではない」というような迷惑行為にまで発展するものや、ただ騒ぎを見て野次馬のように乗っかったものまで様々な声が渦巻いている。
このような大量の問題が複雑に絡み合った上での大炎上状態は一言では表現も理解もできないものであり、半端な見解や批評をきっかけにどんどんと炎上が広がっているのが現状である。
作品そのものの内容や制作陣のゴタゴタよりなにより、こちらの争いそのものが一番辛いというファンもいる。
「決めつけ」「レッテル貼り」「考えの浅い批評」「乱暴過ぎる言葉遣い」は必要のない争いまで起こしてしまう火種になりやすい。考え方は全員違うため、敵・味方というような大雑把な考え方にならないことを心がけたい。
真のフレンズ(真フレ)について
けものフレンズ2を愛するファンのこと。
…ではなく、けものフレンズ2アンチに対するアンチ活動・たつき監督や福原Pなどヤオヨロズに対してアンチ活動を行う人のこと。彼らが真のフレンズを自称していたため、そう呼ばれるようになった。
けもフレ2アンチやヤオヨロズに対する突撃・晒し行為は積極的に行うが、けものフレンズ2を評価・応援するような言動はほとんど行っていない。
たつき監督降板騒動を機にいくつかのTwitterアカウントが立ち上がり、真フレとして活動を始めていたことがわかっている。
純粋なけものフレンズ2ファンの方々に対してこの呼称を使うのは控えよう。
関連記事への荒らし編集行為について(~2019/01)
2018年4月以降、9.25けもフレ事件および多数のけものフレンズ関連記事において、
以上を含む荒らし行為を行う編集者(IDは445226、名前は複数回変更)が活動していた。
当該荒らし編集者は2019年1月末の編集を最後にアカウントを削除しているが、未だ複数の関連記事が2019年5月中旬時点でその影響を脱しておらず、「けものフレンズぱずるごっこ」のように当該荒らしが新規作成した記事もこれに含まれる。
ニコ百掲示板連投荒らしについて
2019年5月12日夜から5月末にまで、ニコニコ大百科における掲示板(いわゆる「について語るスレ」)において、大量のアカウントを利用した掲示板連投荒らしが発生した。
掲示板荒らしの対象となった記事12本の内9本、荒らされた回数で言えば25回の内16回(残り9回の内6回は当該荒らしを扱う記事)が本騒動の関連記事であるため、関連性が注目されている。
共通点として「たつき監督への脚本料未払い疑惑(上記)についてレスで触れられると出現する」という規則性を主張する声もあった。また、15日以降の連投はたつき監督への誹謗中傷を伴っており、これについては所謂サジェスト汚染を目的とする可能性が示唆された。(実際に、Yahoo! JAPAN検索における「たつき監督」のサジェストは、GoogleやBingでのそれとは異なり「無能」がトップに位置している。)
本騒動に関係ない愉快犯の可能性もあるが、少なくとも関連記事に影響を与えたのは確かであるのでここに記す。
荒らされたけものフレンズ関連記事の一覧
月/日 開始時間 - 終了時間 | 記事名 | 該当レス番 | レスの内容 | 所要時間 | レス数 | 秒速レス数 |
---|---|---|---|---|---|---|
05/12 21:33:36 - 21:37:20 | 9.25けもフレ事件 | 37360 - 40376 | 「火消しを開始します」 + 英数文字列 | 3分44秒 | 3016 | 13.4642857 |
05/13 03:20:22 - 04:22:39 | 9.25けもフレ事件 | 40445 - 44837 | 「火消しを開始します」 + 英数文字列 | 62分17秒 | 4392 | 1.1752743 |
05/13 09:26:58 - 09:30:09 | 9.25けもフレ事件 | 44867 - 47374 | 「火消しを開始します」 + 英数文字列 | 3分11秒 | 2507 | 13.1256545 |
05/13 09:30:26 - 09:33:26 | 9.25けもフレ事件 | 47375 - 50710 | 「.」 | 3分00秒 | 3335 | 18.5277778 |
05/13 15:49:43 - 16:27:04 | あかり先生 | 958 - 2284 | 「Lorem ipsum」 | 37分21秒 | 1326 | 0.5359215 |
05/13 16:41:12 - 16:48:14 | たつき(アニメーション監督) | 18180 - 18276 | 「Lorem ipsum」 | 7分02秒 | 96 | 0.2274881 |
05/13 17:00:49 - 17:37:47 | たつき(アニメーション監督) | 18278 - 19259 | 「Lorem ipsum」 + 英数文字列 | 36分58秒 | 978 | 0.4409377 |
05/13 17:46:42 - 17:57:58 | たつき(アニメーション監督) | 19262 - 19399 | 「Lorem ipsum」 + 英数文字列 | 11分16秒 | 137 | 0.2026627 |
05/13 18:05:44 - 18:07:31 | たつき(アニメーション監督) | 19403 - 19513 | 「Lorem ipsum」 + 英数文字列 | 1分47秒 | 110 | 1.0280373 |
05/14 18:01:19 - 20:22:12 | 氷村ふぁねる | 2355 - 5966 (5964を除く) |
英数文字列 | 80分53秒 | 3610 | 0.7438698 |
05/14 22:48:01 - 23:21:26 | 木村隆一 | 1220 - 3405 | 英数文字列 | 33分25秒 | 2230 | 1.1122195 |
05/15 00:14:47 - 01:01:12 | けものフレンズ□ | 588 - 2812 | 「たつき 無能 腹黒 嫌い ハゲ」 + 英数文字列 | 46分15秒 | 2224 | 0.9775824 |
05/15 14:08:29 - 14:09:26 | けものフレンズ2地獄説 | 143 - 150 | 「たつき 無能 腹黒 嫌い ハゲ」 + 英数文字列 | 0分57秒 | 8 | 0.1403509 |
05/15 14:37:26 - 14:57:08 | けものフレンズ2地獄説 | 153 - 1236 | 「たつき」 + 半角スペース区切りで罪名・不祥事名などを7-8個 例:「たつき監督 クレジットカード不正利用 ドラッグ 犯罪者 不審者 少年院 通り魔 前科持ち 有印私文書偽造罪」 |
29分42秒 | 1083 | 0.6077441 |
05/16 06:26:50 - 07:41:24 | けものフレンズ2地獄説 | 1380 - 4971 | 「たつき」 + 半角スペース区切りで罪名・不祥事名などを7-8個 | 74分34秒 | 3591 | 0.8026374 |
05/29 14:37:26 - 14:57:08 | けものフレンズR | 2553 - 4315 | 「たつき」 + 半角スペース区切りで罪名・不祥事名などを7-8個 | 19分42秒 | 2062 | 1.7445008 |
この荒らしに関する最新情報、及び詳細は「2019年5月大百科荒らし事件」を参照。
7.影響
▲目次へ- 海洋堂のフィギュア『けものフレンズデフォルメ立体図鑑-かぷせるフレンズ-北極圏編』の販売時期の延期と販売形態の変更
- 屋形船コラボの欠航
- トマソン制作作品欄の「けものフレンズ2」が消え…etc.へ
- 細谷Pのクレジット削除
アニメ『けものフレンズ2』公式HPにてお詫び掲載
2019/04/15に今回の騒動について、アニメけものフレンズ2公式HPにてお詫びが掲載された。
【お詫び】SNS等での発言について
「けものフレンズ2」の放送に関しまして、弊社社員によるSNSでの発言の中に、視聴者の方々を不快にする、不適切なものが含まれていました。
作品に対する評価につきましては、視聴者の方々に委ねられており、制作者は、その結果を真摯に受け止めなければなりません。それが、制作者として重要な資質であると考えております。
本件に関しまして、深くお詫び致します。
引用:けものフレンズ2公式HP
- 誰が発言をしたのかSNSでの発言が問題視されていたテレ東社員という条件に該当するのは細谷伸之氏のみである。
- どの発言のことを指しているのか
- 処分は下したのか
- 再発防止策などはないのか
- 責任者の署名などはないのか
- それ以外の問題について述べないのはなぜか
と、具体的なことが一切かかれておらず、一般的な謝罪文として明らかに内容不足である。
また、産経を含む各ネットニュース、更には複数の海外サイトなどがこれを記事にしたことから、テレ東の企業としての対応を疑問視する声が拡大の兆しを見せ始めている。
まとめサイト「けものフレンズちゃんねる」への影響
「けものフレンズちゃんねる」はけものフレンズ関連の記事を中心に扱っているまとめサイトである。
詳しくは「けものフレンズちゃんねる」を参照。
榊正宗氏への影響
ツイッター上でけものフレンズ2及びケムリクサに対して技術的な面で評価していたが、真フレからの激しい誹謗中傷に遭い、それを扇動した氷村ふぁねるを名誉毀損で訴訟しようとした人物。
6月13日に「外部マネジメント会社にツイッターアカウントを移譲した」とツイートしたが、
など、当初は唐突かつ不自然な点が多数指摘されたため、一時的に騒動となった。しかし、同月18日にTwitter及び榊氏のブログにて生存報告が成された。
それによると
- マネジメント会社は知人からの紹介
- 精神的被害から入院を検討
- アニメ制作は関係者に引き継いで行われている (ツイートでの画像は引き継ぎ後のスタッフのもの)
- Twitterは暫し休む
- 氷村ふぁねるの件は知人に託して継続中
とのことである。
当初は「KFPに消された説」と「ずん子の親会社に差し止められた説」が存在していたが、あかり先生の件と同様に、迷惑がかかるのでここでは割愛。
詳細は榊氏本人のブログであるこちらを参照。
8.疑惑・考察
▲目次へこの項目は独自研究を元に書かれています。 信じる信じないはあなた次第です。 |
ここで紹介されていない説に関しては「けものフレンズプロジェクト関連の陰謀論等と反論の一覧」を参照
〜〜〜 注意 〜〜〜
ここから先の文章は、ハンロンの剃刀を念頭に入れて、自己責任でお読みください。とはいっても当然世の中には愚かさだけでは十分説明のつかないことも多々あるので、何かものごとが生じたときその原因を"悪意"にとどめて満足してしまわず、裏にある利害関係を意識することも必要かもしれない。
ハンロンの剃刀(英:Hanlon's razor)
"Never attribute to malice that which is adequately explained by stupidity."(愚かさによって十分説明されることに、悪意を見出してはいけない)
なお、此処から先に書かれている内容を関係各社に問い合わせることは絶対にやめて下さい。前述までの確証した事実のみで問い合わせを行って下さい。企業側の反論の口実になることを避けるためです。
加えて、本炎上事件は普通ならあり得ないようなことが生じているのは確かですが、
疑惑をさも事実であるかのようにほのめかし攻撃を焚きつけることはいかなる場面においても許されないので注意してください。
ただの失敗作説
11話までの考察動画・解説動画やクリエイターたちの間で根強い支持があったのが、ただの失敗作説である。
説1:制作現場混乱説
上層部のまとまらない方針、曖昧な指示、納期の前倒しによって作品のクオリティーがズタズタにされた、とする説。
- 細谷P「3ヶ月前倒しなんて」
- 絵コンテ流出事件
- トマソン「人生を潰された」リーク
説2:実力不足説
制作陣の実力不足・認識不足が祟り2期が空前絶後のポンコツになった、とする説。
- 木村監督「二人旅」
- 木村監督「偉い人が考える」
- 脚本ますもと著『きゃくほんかのセリフ』
説3:2期アニメをあまり重要視してなかった説
他のメディアミックス作品へと繋げるために、風呂敷を広げられるだけ広げて畳まなかった、とする説。
- 120話構想
- 手広いメディアミックス
- 募集要目にスリーサイズ
- ビーストの設定
- あまりにも回収されない伏線
悪意説
1期キャラクターの扱いや12話での結末、特にKFP関係者らの反応をうけて、
ネット上では「けものフレンズ2」は1期「けものフレンズ」を貶めるために作られた悪意による創作であると見る向きが強まっていた。
説1:吉崎観音黒幕説
自分の作品である『けものフレンズ』をたつき監督に私物化されたと思ったことから、たつき監督に悪感情を抱いた総監督が1期を無かったことにし、新しく自分の作品である『けものフレンズ2』を作ろうとした、とする説。
最終回の出来のあまりの悲惨さと1期破壊っぷりで急激に勢力を伸ばした。
実際、吉崎総監督がたつき監督にいい感情を持っていなかったとする証言や論拠は多数存在している。
- 「クリエイター的感情」証言
- 吉崎設定資料集の「バイブル」呼び
- 吉崎総監督が書いたシナリオを添削されたという資料
- 5話は今一歩発言
- みゆはん1期けものフレンズED主題歌を担当し、スナネコの声優でもあるアーティスト。2期ではナミチスイコウモリの声優を担当している。に「弦の切れたギターを持つスナネコ」の絵を送る
さらに、2期のギスギスした雰囲気の原因は「総監督の恣意によってたつき監督が追放されてしまったので、監督以下制作陣が吉崎原案のプロットに修正を入れることをためらい、結果2期の雰囲気が吉崎原案に近いものになってしまった結果ではないか?」という考察もある。
説2:細谷伸之黒幕説
福原Pに声優との交流を邪魔された細谷伸之氏が逆恨みでirodoriを追い出し、1期の続編である2期をめちゃくちゃにした、とする説
- 氷村ふぁねるとの関連性
- 真フレの存在
- 「テメー!って知らない人に平気で言えちゃう人が一期のあの世界が好きな人達なんですね。」
- 声優との"懇親会"を福原Pに邪魔された細谷P
陰謀説
KFP反社会勢力関与説
けものフレンズプロジェクト自体が最初から新人声優をそのまま出資者への枕営業&風俗業に斡旋するためのプロジェクトだったのではないかというとんでもない疑惑。初めから声優という夢をエサに女性をおびき寄せてひっそりと終わるだけのアニメ……のはずがそれを福原Pが声優をブロックし、たつき監督がけものフレンズプロジェクトを成功させてしまったため「メンツを潰された」AGNが主導したと言う説。尚くれぐれも触れておくがあくまでただの陰謀論に過ぎない。
AGNと暴力団組織の繋がり疑惑が浮上して以来急速に話が展開し、「まるで1期のような伏線回収」と言われていたりいなかったり。
以下説の根拠とされるもの
- アニメ制作経験がほとんどないAGNがいきなりKFP幹事会社に抜擢されている
- そしてそのAGN代表の昔所属していた会社が暴力団との繋がりがあったとする週刊誌の報道
- 全く活動内容が不明な会社が企画から携わっており、代表がAGN代表と同じ会社から発足した会社に所属していた
- KADOKAWA専務が動いても9.25けもフレ事件を解決できなかった&KADOKAWAがあれだけ成功したけもフレの2の権利(DVD化など)を多数放棄
- AGN代表加藤と吉崎観音の繋がり
- 何故か多くのアニメでプロデューサーが当初の人物から細谷Pに変更されている。
- 細谷Pの異常なまでの声優への執着
- 福原Pは声優を過剰なまでに細谷P等と関わらせないようにしていた(収録後即刻タクシーで帰宅させる、など)
- たつき監督はメディアに出演する際に被り物をしていた
- AGN所属声優がキャバクラで働いていたとされる週刊誌の報道
- 9.25けもフレ事件を起こした理由として辻褄が合う(急に半年近く携わっていた仕事を反故にされれば弱小企業であるirodoriは再起不能になる…はずだった)
- 何故かスリーサイズ必須で事務所非所属限定の新ユニットオーディション
- その新人声優と思わしき未成年女性を深夜2時まで連れ回していた疑惑(公式は社内スタッフであると否定したが、同時に吉崎観音がいたことも否定。未成年女性がいないならば吉崎氏がいることには何ら問題がないはずだが…?)
- 細谷がプロデューサーになってからいきなり引退が多発したとされるアイカツ歌唱担当(ただし細谷Pに変わったのは1期の途中である)
- 「直接会って謝罪したい。」というメールが送られて以降音信不通となってしまったあかり先生
- 「直接真実を伝えたい」というメールが送られてきたまとめブログ
- 沼田の「屋形船でお話させていただければ」発言。前述のまとめブログへのメールの件といい、伝えたいことがあるならKFP公式で発表すればいいものをなぜわざわざ閉鎖空間に呼び出して発表する必要があるのか?(追記:前述の通り釈明はされたが、なぜそれをtwitterで発表しなかったのか?)
- そもそもなぜ放送前に打ち切りになるほどのアプリがアニメ化されたのか?
また前述の「真のフレンズ」の中にAGN、あるいは何かしらの関係がある組織が関与しているのではないか?という疑いもある
- 9.25けもフレ事件以降ネット各地に現れた常軌を逸したたつき監督等へのバッシング
- AGN指摘後それらの活動が著しく減少した(5chのアニメ2にあるケムリクサアンチスレは勢いが1/10レベルになった)
- 一部真フレが急に同じ暗号めいたワード(けものフレンズちゃんねる→12文字)を使い検索対策を行うなど明らかに組織的な動き
- 前述のけものフレンズちゃんねるへの加藤からメールが送られた件に関して「来ても来なくても~」などと何故かAGN側に立った視点での発言。
- さらにそのメールが送られたことをけものフレンズちゃんねるが発表する前に呟いていたアカウントが存在。
また過去のけものフレンズの企画の中で存在した「不可解な点」にも納得がいく。
- 2017/05/08に「向島警察署」とコラボしたが、何故かこの企画のみ吉崎観音氏の描き下ろしイラストが存在しなかった(JRA・日清・動物園などコラボ系のイラストは全て吉崎イラストが使われていた。「たつき版で出せ」との不満が噴出するほどに。例外は100枚以上のイラストが必要だったブシロードのカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」ぐらい)。
- 「けものフレンズがーでん」には様々な動物が展示されていたが、本編に全く関係ない…それどころかアプリ版にすら存在しない「ひよこ」が何故か展示されていた。
AGN及び加藤英治が関わってきたプロジェクト
- アニメ:ガールフレンド
- (仮)プロデューサー - 細谷伸之、延山将和、加藤英治
- プロデュース - Age Global Networks
- スパルタンMX
- ジャンル 声優発掘バラエティ番組
- プロデューサー - 茅根由希子、北田修一、加藤英治、森川愛、牛田直人、橋内敬二
説EX:全部乗せ説
要は全員悪人で全員無能だった結果悪魔合体してこのような作品が生まれてしまったという今までの説が全部合わさっているんじゃないか説。
- 製作委員会の中で特に権限の強いコアメンバー3者全員がirodoriを恨む理由があった。
- 氷村ふぁねるの発言「ファンを裏切った恩知らずが裏切ったコンテンツにより直々に潰されるという公開処刑としてねww」
- 細谷Pの発言「納期を3ヶ月前倒しした」
上記2つの発言により(ふぁねる=細谷説でいくならば)「ケムリクサにけもフレ2をぶつけるためにわざと納期を前倒しにした」説が濃厚で、その結果脚本などの時間が足りずに失敗した可能性も高い。(他に「けもフレ2のプロットがケムリクサのパクりなので後出しするわけにはいかなかった」という説も存在する)
- 某声優発言「1期と異なり2期は演技指導などが全然なかった」
- 某者発言「いくらリテイクをお願いしても全く返事がなかった」
幹事のAGNにアニメ制作経験が殆ど無い上にコアメンバーがこの有様じゃそうなるのも当然である。内部スタッフ…それどころか木村監督ですら「上の指示」最優先で自分たちの裁量でどうこうする余地が無かったであろう。なにせ背後には反社会的組織がいたかもしれないのだから。(そのため木村監督に同情する声も少しだけでてきている。SNSの使い方は全く同情の余地がないが…)
- 岩田発言「たつき監督が1人で作ったわけじゃない」
- 細谷Pは今までいくつものアニメのPを途中から担っており、それらのアニメは特に問題なかった
- 木村発言「ぶっちゃけ監督なんて誰でもいいんですよ」
そして以上より、彼らは本当にアニメの出来と監督の質が関係ないと思っていた可能性が高い。(実際のところ、視聴者ですら監督や制作スタッフのことを気にしないものがほとんどである)なので順当にいけば「前期20万枚売り上げたけもフレをケムリクサにぶつければ100%相手のアニメは霞む」と考えてもおかしくはない。そして多少前作の要素を台無しにしたって大成功アニメの続編なら十分なファンは残ると踏んでいた可能性は高い。
そういった復讐ばかりを考えアニメ制作を軽視した結果がこのけものフレンズ2なのではないか…という説。
備考:KADOKAWA黒幕説
たつき監督が降板に至った理由について、9.25以降、おおよそ2017年いっぱいまで主流だった説。
9.25けもフレ事件でたつき監督が「ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です」と発言したことや、12.1話である「ばすてき」への対応からirodoriとKADOKAWAの関係がこじれて追い出されたとするもの。
事件当初は多くの人がこの説を信じていたのか「けもフレ殺し」という記事も作られていた。
しかしKADOKAWA専務である井上伸一郎氏(けものフレンズに好意的)が動いても何一つ真相が究明されなかった事からこの説に対する疑義が多く生じることとなり、また現時点においては更に
- KADOKAWAは出資会社の1つで、幹事会社でない
- KADOKAWAですら制御できていない権利者が存在する(週刊誌報道)
- irodoriを追い出す理由があってもけもフレ2を潰す理由がない(2期放送後)
などの理由もあり、この説には疑問を持つ声が多い。
9.関連動画
▲目次へ作品解説・考察動画 |
疑惑・騒動紹介動画 |
人気関連動画 |
10.関連リンク
▲目次へ11.関連項目
▲目次へ
作品作品展
騒動
その他
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キャラ関係者 |